「資源有効利用促進法」施行により、地方自治体の粗大ゴミで廃棄できなくなりました
廃棄方法が変わり、パソコンをどう廃棄処分すればいいか悩む人は多いです。
パソコンの廃棄方法がわからず、未使用のパソコンが家に溜まっている人もいるのではないでしょうか。
間違った方法で壊れたパソコンや使わなくなったパソコンを廃棄すると、不正請求や個人情報の流出、SNSアカウントののっとりなど、トラブルに巻き込まれる可能性があります。
安全にパソコンを廃棄するには、事前準備と正しい廃棄方法の選択が重要です。
パソコンの廃棄方法は注意が必要!
パソコンは廃棄方法を誤ると、所有者の大切な個人情報が流出する可能性があります。
パソコン廃棄方法時の注意点や危険性のリスクを知り、トラブルなく処分できるようにしましょう。
パソコン廃棄はなぜ注意が必要なの?
使わなくなったパソコンを廃棄する際の注意点は、ハードディスクに残されたデータの取扱いです。
パソコンのハードディスクには、守秘義務の高いクレジットカードの情報やSNSのIDやパスワード情報が記録されています。
パソコンの初期化や故障の際も、ハードディスクのデータは記憶されたままなのです。
注意廃棄パソコンのデータは特殊な方法を使用すれば、再び読み取ることもでき、クレジットカードを悪用される、SNSを第3者にログインされるなどの危険性を伴います。
そのためパソコンのデータをゴミ箱に入れる、USBに移すだけでは完全消去はできません。
パソコンは正しい手順でデータを処理し、安全な方法で廃棄処分しましょう。
個人情報やデータが廃棄パソコンに残っている場合の5つ危険
パソコンにデータが残ったまま廃棄すると、個人情報の流出やアカウントのっとりなど5つの危険を伴うため注意が必要です。
【危険1】 ネット証券やFXの情報がもれる
データを消去せずパソコンを廃棄すると、身に覚えのない請求やスパムメールの発信などに利用される場合があります。
故人のパソコンを廃棄した場合、生前故人が持っていたネット証券やFXの個人情報がもれ、高額請求や借金の恐れもあります。
【危険2】SNSアカウントの乗っ取り&なりすまし
廃棄したパソコンは、過去に使用していたTwitterやFacebook、LINEのアカウント情報が残っている場合もあります。
また家族が知らない間に、故人がSNSやブログを利用していることもあるでしょう。
アカウント削除せず情報が残ったままパソコンを廃棄すると、SNSやブログがのっとられスパムメッセージやフィッシング詐欺に悪用される可能性もあります。
【危険3】 クレジットカードの個人情報がもれる
Google ChromeやInternet Exploreのブラウザでは、アカウントのIDやパスワードを保存できるため、スムーズにログインでき便利で、クレジットカードの情報もパソコンに保存されていることが多いです。
そのままクレジットカード情報が残ったパソコンを廃棄すると、勝手にカードを使用される場合があります。
【危険4】サイトの月額料金が発生し続ける
月額課金制のサイトやゲームに登録したままパソコンを廃棄すると、廃棄後も料金請求が続きます。
とくに故人が課金制サイトやゲームに登録していた場合、家族が気づかないまま口座から引き落としされ、パソコン廃棄後に気づくケースもあります。
【危険5】 写真やテキストデータも他人に見られる
廃棄したパソコンに写真や画像やテキストデータが残っていると、なりすましや情報漏えいの元となります。
仕事関係のテキストデータは社外秘の可能性もあります。
データを完全消去せずパソコンを廃棄すると、見られたくない写真や画像も第3者に見られるリスクがあるのです。
パソコンを廃棄する前に必要な3つの準備
パソコンは廃棄前にデータを完全に消すことが大切です。
そのため残しておきたいデータは新しいパソコンに移してください。
またパソコンは廃棄の仕方が決まっているので、正しい処分方法もチェックしましょう。
【準備1】パソコンのデータ移動とバックアップ
まずパソコンのデータはバックアップし、新しいパソコンに移動させましょう。
なかには音楽や画像データがどのフォルダにあるか見つけられず、データを移動させないでパソコンを手放す方もいます。
パソコンのデータ移動は、データ引っ越しツールを使用すれば、ソフトウェアごとまとめて行えます。
写真や動画はDVDへ、音楽は専用サービスに移す方法でもデータ保存可能です。
【準備2】パソコンに残ったデータを完全に消す
データはゴミ箱に捨ててもUSBに移しても、パソコンのハードディスクに残ります。
パソコンにはプライバシーにかかわる情報が記録されているので、 専用ソフトで完全に消してください。
なかには自分でハードディスクを外し、パソコンを廃棄する人もいます。
しかし分解したパソコンは、回収してもらえない可能性があるので、回収可能かメーカーに問い合わせた方がよいです。
【準備3】正しいパソコンの廃棄方法を選ぶ
パソコンの廃棄方法は地方自治体でルールが決まっており、普通ゴミや粗大ゴミで廃棄できません。
そのため専用のパソコン買取・回収会社やパソコンメーカー、家電量販店で引き取ってもらうことになります。
パソコンを無料で引き取ってくれる業者や、データを完全に消し、証明書を発行してくれる業者もあります。
パソコンの廃棄方法は、メリット・デメリットを比較検討するのが大切です。
パソコンを安全に廃棄する3つの方法
使わなくなったパソコンを手放す場合は、個人情報が漏れる恐れがあります。
トラブル回避のために、パソコンは適切な方法で廃棄処分しましょう。
パソコンの廃棄処分は3つの方法があり、それぞれ特徴やメリット・デメリットが違います。
【方法1】パソコンメーカーに引き取ってもらう
パソコンは「資源有効利用促進法」によって、製造元のパソコンメーカーが回収するよう義務づけられています。
廃棄予定のパソコンにPCリサイクルマークがあれば、無料で引き取ってもらえます。
PCリサイクルマークは平成15年10月以降に販売されたパソコンについています。
ただ他社のパソコンメーカーの商品は引き取りできない点や、申し込みから引き取りまでに1~2週間かかりやすい点はデメリットです。
パソコンメーカーはデータ消去も行ってくれますが、不安な方は自分でデータを消しましょう。
【方法2】パソコン買取サービスを利用する
パソコンを廃棄せず買取業者に回収してもらう方法もあります。
買取専門業者は、ノートパソコンやデスクトップパソコンの種類や大きさに関係なく買取ってくれます。
買取サービスは店頭買取・宅配買取・出張買取の3種類から選べ、廃棄予定のパソコンが多い場合は出張買取がおすすめです。
出張買取を選ぶ場合、自宅にスタッフがきて「査定」してくれる業者がおすすめです。
買取サービスのメリットは廃棄予定のパソコンを売って、現金をもらえる可能性があることです。
購入し5年以内のものや容量が多いもの、ブランド価値の高いパソコンは高額買取が望めます。
買取サービスはデータ消去も行い、プライバシーに関する情報の保護対策も徹底していることが多いです。
古いタイプのパソコンなどは、買取不可となる場合があるので事前に確認しておくとよいです。
【方法3】パソコン回収サービスを利用する
パソコン回収業者は、宅配・出張サービス行っていることが多く、店頭に運ぶ手間がいりません。
データ消去も厳格な規定に基づき行われるので、パックアップさえすれば心置きなくパソコンを廃棄でき、廃棄料金がかからない点もメリットです。
ただ新しいモデルやハイスペックなパソコンは、買取サービスを利用した方が得する場合があります。
注意回収サービスは自分で作ったパソコンは引き取り可能ですが、ブラウン管やディスプレイは廃棄できません。
安心できるパソコン回収業者の見つけ方とは
廃棄パソコンの回収業者は、なるべく信頼できる業者を選びたいものです。
信頼できるパソコン回収業者の見極めは、環境省・経済産業省が認定した「小型家電リサイクル認定事業者」かどうかです。
小型家電リサイクル認定事業者のなかでも「リネット」は、宅配買取サービスを行っているため、安心で便利と評判があります。
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パソコンの廃棄方法のまとめ
データは完全に消さないでパソコンを廃棄すると、SNSアカウントののっとりやクレジットカードの悪用などのリスクがあります。
パソコンはプライバシーに関する情報が残るため、普通ゴミや粗大ゴミで簡単に廃棄できません。
ネットオークションの中古パソコン販売も、プライバシーにかかわる情報が流出しやすいです。
パソコン廃棄前は、データのバックアップや移行、完全消去を行ってください。
そしてパソコンの廃棄処分は、パソコンメーカー・買取サービス・回収サービスから選べ、良い点と悪い点を比較するとよいです。
安全にパソコンを廃棄処分し、あなたのプライバシーを守りましょう。
安全にパソコンを廃棄する確実な方法
古いパソコンを廃棄処分する際は、必ず購入元メーカーかもしくは国認定のパソコンの廃棄処分業者に依頼しましょう。
なかには、不要なパソコンを買取り・処分してくれる業者もありますが、 その場合、パソコンの保存データを完全に消去することを忘れてはいけません。
例え、古くて壊れたパソコンでもHDディスクにデータが残っている場合があります。
「ごみ箱」を空にしても、パソコンを初期化してもデータ残ります。
万が一、データが完全に消去されてないパソコンが違法回収業者の手に渡った場合、
など情報漏えいトラブルが多発しています。
情報【リネットの特徴】
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